willcomのメール滞留、三日目にしてようやく復旧…システム増強という、暫定対処じゃなくて根本対処を投入しての復旧は、まぁ遅きに失したとはいえイメージ的には割と前向きな印象だったのでは。

willcomとはほぼ関係ないが同業種」等と書きましたが、そのお陰で事の全貌がわかってしまい。対岸の火事、他山の石にはできません。
事の発端は、理屈としては「そこで詰まれば確かに最終的には全体に影響するよなぁ」な所でした。というかメールサーバの仕組み上…所詮出口はそんなに沢山ないわけで…どこかでボトルネックができて滞留が起こりそれが溜まってくると、その滞留自体が出口に詰まってボトルネックになっちゃうので、全体が滞留しちゃう事が多いんです。そしてその滞留がまた…時間が経てば経つほどどうにもならなくなります。今回対処が遅れた為に発端を解決しても滞留は延々と残ってしまった、と。そんなわけで滞留が積み重なるとヤバいのは、どこの設備でも同じ。甘く見てはいけないでしょう。
とはいえ今回の所は、設備を増強していく過程では、一番後回しになりそうなところなのもまた事実でした。今までここがアップアップになったことなんて、たぶんない所。

多くの迷惑を掛け、信頼を失墜させた今回の障害でしたが、ある意味メジャーキャリアへの洗礼だったのかな、と思わなくもありません。
これをマイナスに終わらせず、ガンガって欲しいです。