私は携帯電話は、WillcomW-ZERO3単体運用です。
23区内で電波に不満を感じた事はないですし、あまり通話せずウェブアクセスは非常に頻繁に使うので、私にとってはベストチョイスだったわけです。


しかし。
先日書いたように、転職とか色々考え始めて動き出しますと、通話をする機会というのが断然増えます。また、電話と同じように即反応が必要なメールも増えます。
すると、ZERO3には致命的な問題がある事が意識されてきます。これまでの半ば閉じられた生活ではほとんど意識する必要がなかった問題が。

ZERO3の携帯電話としての致命的な欠点は、大き過ぎる事でもバッテリーがすぐなくなることでも片手で使いにくい事でもなく、
「通信中に通話・通信の着信ができない」
事です。これは現行の携帯電話では出来て当たり前のことなので、意識される事すらまれなのですが、いざ出来ないとなると大問題だと言う事が、連絡を頻繁にとる身になってようやく身に染みました。
ましてや、私含めZERO3ユーザはパケット使い放題プランを利用して、電車内などでは基本的に通信しっぱなしで運用している事が多いです。ウェブ見ているわけですね。その為のZERO3ですから。
結果、ZERO3は「電車内ではリアルタイムに着信しない端末」になってしまっているのです。電車を降りて通信を切って(しばらくして)初めて着信に気づく、という運用になるのです。
それを避けるために、最近はもう電車内ではメールで一時的に繋ぐ以外は通信してません。ウェブ見られません。これではZERO3の意味が半減です。

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ちなみに、ZERO3esでは可能です。willcomの他の端末でも当たり前ですが基本的に可能。nicoが出来るかどうかはわかりませんが、nicoはメール送受信の一瞬しか通信しないので出来なくても実用上全く問題ないでしょう。
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さて、そうなるとZERO3を買ってはや1年強。機種変の季節でもありますし、他の端末が気になってきます。
今考えているのは、W-SIM端末の9か、もうすぐ出る新機種のWX321J。もちろんともに通信中に着信します。
9はW-SIM端末なので、状況に応じてZERO3にW-SIMを差し替えて運用できる利点があります。ZERO3をお蔵入りさせる気はまだないので、いつでもZERO3で通信できる環境は大きいです。9が小ぶりで軽量、見た目が良いのもプラスですね。
対してWX321Jは通常の音声端末なので、ZERO3はW-SIMによるPHS通信手段を失い、無線LANのみで通信する事になります。Willcomの公式サイトが利用できなくなるのもアップデートの時などに面倒です。利点としてはそれなりの性能のライト付カメラがある事(ZERO3のカメラは「撮れるだけ」な性能なので)と、9よりは液晶が大きい事、9とはまた違った見た目の良さがある事です。


迷いどころですが、当然考えられるべき選択肢、ZERO3esが私の考えにないのはなぜなのでしょう。。。やはり、es初登場時に感じた初代ZERO3ユーザの悔しさ(笑)を引きずっているのでしょうか。
esにすれば、ZERO3は完全に自宅での無線LAN専用端末=布団に入ったままネット用になるんですけどね。