Bonnety2006-06-28

端末開発費なんてありませんが何か!?のwillcomですが、ここに来て立て続けに新機種投入。
どうせ年に開発できる数なんて限られているのだから、もうちょっと小出しにして「常に新機種をリリースしてます」感を出してもいい気がするのですが、まぁそれとして。

W-SIMで待望されていた、TTに続く音声通話メインのシンプル端末「nico」
TTからの最大の変化はやはりEメール完全対応(TTはライトEメールというプレビュー的な対応でした)。
デザインはとんがった感じのTTよりだいぶフツーな感じ、autalbyっぽいデザインでカメラナシブラウザナシ。
なかなかに人気の出そうな機種ですが、色々紹介記事を見てみると、一つだけ大きな不満が。個人的には致命的に近い…

画像のように、nicoはUSB端子を装備しています。そのこと自体は断然プラスなのですが、


充電手段がそのUSB端子経由しかない
しかも充電という、もっとも頻繁に使われる端子のカバーがラバー製


そう、クレイドルすらないようなのです!これはこのnicoのコンセプトを考えるとホント痛い!生意気を言わせて貰えば、肝心なところの詰めが甘すぎる!と思うのです。
私のようなダメダメ機械好きが使うW-ZERO3は、むしろ充電手段USBのみ!でもいいと思うんですよ。PCに繋ぐ事前提みたいなものですから。カバーを空けてケーブル繋いで…なんて動作はもはや歯磨きみたいなもので、特に行為としてすら感じてませんよ。


しかし、nicoは違うでしょう。通話定額ユーザに訴求したい品のはず。外出先だけじゃなくて、自分の部屋でもどんどん使うでしょう。その時、いちいち充電用のUSBケーブルを抜いて話して、終わったらまたカバー空けてケーブル繋いで…なんてやりたいでしょうか?クレイドルにポンっと乗っけておいて、どんどん通話して、どんどんメールして、終わったらまたポン。そういう使い方をするものでしょう、これ。
せっかくのイイ製品なのに、台無しですよこれ。生意気ついでですが、どうも旧DDIポケットwillcomの端末開発は…恐らく技術屋さんの発言力が強すぎるゆえと思いますが…「さぁ使うぞ!と思って使えば合理的だが、ダラダラ使うにはまったく不便」というモノが多すぎる気がします。そこが残念でなりません。