始まりましたね、MNP
そして私としては「完璧に予想通りに」SoftBankは花火を打ち上げ、「ある程度は予想通りに」障害を出しました。
SoftBankの代名詞ともなった「予想外」だったのは、契約業務が滞った最大の原因。。。今年2月のwillcomの障害時と同じく、ある程度の情報が入ってくるもので。書いても問題のない範囲で書きます(つまらなくてごめんなさい)。

SoftBankは「新サービスでSoftBankに転入する人が多くて」、DoCoMoauは一文字以外全く同じ(笑)コメントで「SoftBankからウチに転出する人が多くて」と、それぞれ原因として指摘する要因は違うのですが、MNPによる契約処理が原因で処理が追いつかなくなった、との説明でしたが。
もちろん、MNPによる処理増大が、障害の大きな要素の一つである事は言うまでもありませんが。


何かとサービス品質の評判の悪いSoftBankですが、さすがにMNPで想定される処理がこなせない体制でのほほんとしているほど見積もり甘くはないと思います。
障害にまで発展してしまったのは、MNPに関わる契約処理以外の「予想外の」要因が発生したからなのです。

MNPには蚊帳の外のwillcomユーザの私や、多くのDoCoMoauユーザの人には全然わからない、あるSoftBankの契約上の変更が、先週末に行われていたのです。
元々は、契約時にお金を払う必要のないいわゆる\0のプランは、MNPによる転入や新規契約のみ選択できるプランだったのです。既存ユーザの機種変更には適用されなかったのですよ。
しかし、当然ながらすでにSoftBankと契約している既存ユーザも安く機種変したいわけで、ちょうどMNPに向けてなかなかに魅力的な新機種を投入していた事もあり、機種変したい既存ユーザからそうとう不満の声が上がったようです。
機を見るに敏(過ぎる)孫社長の事ですから、急遽既存ユーザの機種変にも\0プランを適用できるようにしたのですね。


先週末のソフトバンクの契約処理はMNPによる転入/転出処理の他に、大量の機種変処理を抱えてしまい、どうにもならない状況に追い込まれてしまった。。。


予想外。
ITに限ったことではないですが、障害というのはいつだって予想外なのです。改めて思い知らされました。