ダメになってしまったDVDプレイヤー(パイオニア製ですが台湾から個人輸入したリージョンフリー物なので「先鋒」のロゴです)の代わりに買ったのは、同じパイオニアDV-600AV
多様なフォーマットに対応(SACDDVDオーディオDivX、wmvにも対応)しHDMI出力付で実売15000円という、次世代DVDへの繋ぎとしては最適と思われた一台です。
発売直後に購入していたのですが、忙し過ぎてセッティングできず、この休みでようやくその実力を確認することができました。
映像については、拙宅には大したディスプレイがないので何とも言えません。PCの21インチ液晶モニタに出力する分にはまったく不足ないクオリティです。
音については、この価格にしては珍しく、中低域がしっかり出ている印象。廉価機では一番蔑ろにされそうな所がちゃんとしています。これは当たり!15000円でこんな音が出るCDプレイヤーはないですよ。


ただ。
リモコンが使いにくすぎます。CDの選曲する時に、数字キー押した後に決定キー押さないといけないなんて(しばらく待てば切り替わりますが、待たせ過ぎです)。。。担当者を小一時間問い詰めたいです。一番良く使うと思われる再生・早送り/巻戻し等のキーが下過ぎて押しにくいです。
それ以上に。
操作のレスポンスが悪すぎます。韓国製かと思いましたよ(暴言)。スタンバイ状態で再生キー押して音が出るまでに5秒は掛かります。
本体の再生キーがトレイの真下にあって、ディスク置いてすぐに再生キーを押せない(OPEN/CLOSEキーでトレイを引っ込めた後に改めて再生キーを押す必要がある)等、ちょっとどうかと思う部分が多すぎです。


結論としては、
・性能◎
・使い勝手×
でコストパフォーマンス○、に落ち着くといった所でしょうか。
廉価機でも性能を落とさない意気は買いますが、その分使い勝手が悪いのでは。。。エントリー機としては失敗作なんでしょうね、これ。