チト出遅れましたが、出ましたねwillcomの新機種
W-SIM機でない、普通の音声端末としては久々の感があります。
今回の売りは「電波の良い所では可能な限り高速に、電波の悪い所では遅くても繋がるようにする」技術、W-OAMに対応している所ですね。
逆に言うと、それ以外の部分は特に目新しいところはなく、細かい点でのリファインという感じです。
しかし、そういうのこそユーザからしてみると使い勝手に大きな違いが出たりするんですよね。正直アラが多すぎた初代京ぽんファームアップやユーザの工夫により神機への道を進み、その蓄積を生かしたマイナーチェンジ機WX300Kが現在もwillcomの最人気機種に君臨している事ですし。


個別に雑感を。
ほぼ完全に法人向けと考えてよいだろうWX220Jは、かつての名機AH-J3003SW-OAM対応版。病院や工事現場なんかで、ユニフォームの一部のようにこれをぶら下げているシーンを期待しちゃいます。


現在の主力機WX300Kの後継機を狙ったと思われるWX320Kの出現により、嫌な言い方ですが…willcomのエントリーモデルもケータイ各社のエントリーモデルとほぼ肩を並べたと言えるでしょう。
仕様からもそれが感じられ、何か突出した機能をつけるより「ええ〜こんな事も出来ないの?やっぱりPHSは…」と言われないように配慮した仕様。外部アンテナである事以外はPHSのイメージを感じさせるものは何もありません。強いて言うなら動画などのマルチメディアにやや弱く、代わりにフルブラウザOpera搭載でネット接続にはケータイより強い、という印象です。これは売れる、というより販売員の人にとってとても売りやすい端末だと思います。


ここまでの2機種について、妙に他人行儀なインプレッションに終始した事でお分かりのように、そうです、私的に気になってしょうがないのは最後の1機種、WX321Jです!
ストレート、(ケータイとしては)大型液晶、外部メモリ、フラッシュ/マクロ付カメラ、予測変換入力機能。
う〜ん、ZERO3使いにとっても十分魅力的なスペックです。フルブラウザNetFrontの最新版の性能が良いのなら、ちょっと考えちゃうくらいです。。。


新機種以外にも様々な発表がありましたが、それについてはまた今度。。。